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ハンガリー、オーストリア、ポーランドなど欧州で移民の脅威を認識できている国々の動き

今日は、気が狂ってしまったユーロビアではなくて、主に中欧から東欧のヨーロッパの記事をまとめて紹介します。(記事の日付順に9つあります)

 

1ハンガリー国会、移民抑制のための「ソロスを止めろ」法案提出へ

2政権が変わったオーストリアがハンガリーと盟友になる

3オーストリア首相。国境を厳重に守らなくては私たちの世界すべてが危険にさらされる

4オランダにEU懐疑主義の新顔政党、世論調査で2位に急浮上

5ブルガリアとハンガリーの首相が国境安全保障と移民危機管理を呼びかけ

6ハンガリー国会、EUと衝突するポーランドを支持することを採択

7スロバキア首相、欧州の女性の権利は移民によって脅かされている

8豪外相、政府は国境を守る権利があり、自国領内に誰がいるのかを知らなくてはいけない

9ポーランドの政権党、法と正義党は、最も人気のある政党

 

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1 Hungarian MPs put forward ‘Stop Soros’ bill to curb immigration

18 Jan, 2018 RT

ハンガリーの国会に、移民抑制を目的とした別名 'Stop Soros Act'法案が提出されました。

ハンガリー出身でアメリカ国籍のジョージ・ソロスはNGOを通して移民を欧州へ送り込んでいるので、そこに影響を与える意味があります。

地元メディアによると、法案は、“不法移民”支援団体は政府に届け出をして活動記録を政府に提出しなくてはいけない、外国から資金援助を受けている団体は政府に25%の税金を払わなくてはいけない、国内外問わず不法移民を支援する活動家は国境から離れる命令を受けることもあり得る、というようなものだそうです。

 

これらの活動にソロスが関わっていることがわかれば、法律はソロスにも適用すると政府の報道官は話しています。

 

オルバン首相は、ソロスは2018年のハンガリー選挙にNGOネットワークを利用して干渉する計画があるとして非難しています。

 

ジョージ・ソロスは2015年EUに対して、「近い将来、毎年少なくとも100万人の難民を欧州は受け入れなくてはいけないし、その負担は公平に分担すべき」と言っています。

(概要訳END

 

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2 Orban’s Vienna visit highlights Austria-Hungary comradeship

EURACTIV.com with AFP 2018年1月31日

オーストリアのシュトラーヒェ副首相(左)とハンガリーのオルバン首相(右)

1月30日 ウィーンでの共同記者会見

 

ハンガリーのオルバン首相がオーストリアを訪問してクルツ首相、シュトラーヒェ副首相らと会談しました。2国間でいくつかの問題では相違があるものの、移民難民政策では一致した見解です。

クルツ首相は「2015年の難民危機からEU内で緊張が高まっており、ヴィシェグラード諸国とEUの橋渡しをしたい」言いました。

 

オルバン首相は、欧州への移住者を“テロリズムのトロイの木馬”と呼び、移民は、キリスト教ヨーロッパへのムスリムの侵略だと述べています。

 

クルツ首相は移民には厳しく、2015年にハンガリーが国境フェンスを作った時には称賛しました。

また、「EU案(難民を受け入れて各国へ強制的に割り当てる)は機能していない。欧州の安全を確保するためには不法移民を止めなくてはいけない。近年、多くのヨーロッパ諸国が考えを変えていることを嬉しく思う。」と述べました。

 

シュトラーヒェ副首相とオルバン首相との共同会見で、「2015年の難民危機中にオルバン首相を侮辱するのではなく、オーストリア政府は、シェンゲン国境を守ってくれた彼に感謝すべきだった」と述べました。(オーストリアは最近選挙で政権が変わり、移民政策も大転換しました。)

(概要訳END

 

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3 Austrian chancellor: Without strong borders our entire world is in danger

By VOICE OF EUROPE  18 February 2018

ミュンヘンで開かれた安全保障会議で、オーストリアのクルツ首相は、移民の流入はヨーロッパの平和と繁栄を蝕んでいくかもしれないと述べました。

「我々は、ヨーロッパの平和を確実にしようとして域内の国境をずいぶん前に取り除いてしまいましたが、(そのヨーロッパを囲む)外側の国境がないのなら、個々の国の国境は危機に瀕します。それも守らないなら、私たち全体が危険な状態になるでしょう。」

 

そして、「アラブの春が湾岸の冬になりました。移民流入の点から見ると、アフリカに圧力がかかっています。」そして、「ここに非常に大きな紛争の可能性があります。」と付け加えました。

 

クルツ首相は、EUの国境保護の弱さを厳しく非難し、EU全体の外側の国境安全保障がないならば、またEU内で国境管理を再開する可能性もあると述べました。

(概要訳END

 

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4 Newcomer Euroskeptic, anti-migrant party jumps to 2nd spot in Dutch polls

20 Feb, 2018 RT

  やじるしThierry BaudetFVD党首

オランダで、民主主義フォーラム(Forum for Democracy (FVD) )という政党の支持率が大幅に上がっています。

この政党、FVDは、2016年に設立され、2017年3月の総選挙では1.8%を獲得し議会に2議席持っています。

オランダのPeil.nl.という調査会社の最新の世論調査で、FVDの支持率が8%増え、10%となり、今選挙をすれば15議席獲得でき、勢力では社会党(SP)とともに2位になるということです。

 

FVDはEU加盟国でいるかどうかを国民投票しようと呼びかけるEU懐疑主義政党です。

オランダにはモロッコ人が多い方がいいか少ない方がいいか問いかけて問題となったGeert Wilders党首が率いる自由党(PVV)は、FVD同様ナショナリスト政党で、前回選挙で13.1%獲得して勢力では2位となりましたが、今回の世論調査では9%と減らしています。

(PVVの支持率低下とはいっても、FVDが支持率を上げており、両者合わせると18%となるため、国民全体でナショナリスト政党への支持が上がっていることがわかります。)

 

政権与党の自由と民主主義のための人民党(VVD)は、18%で27議席が獲得できる支持率です。

 

FVDの党首 Thierry Baudet氏(写真上)は、法学者でジャーナリストで歴史家です。

国民の多数はEU加盟国であることを支持していますが、EU懐疑主義で直接民主主義を提唱する彼はその国民投票を呼びかけ、大量移民に反対フェイスベールの禁止オランダの価値観を保護するための法律導入を検討しています。

(概要訳END

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5 Bulgaria and Hungary want secure EU borders and control of the migrant crisis

By VOICE OF EUROPE  22 February 2018

ブルガリアのBoyko Borissov首相(左)とハンガリーのオルバン首相(右)は、ソフィアで会談し、共同記者会見で、国境の安全保障と移民危機の管理を呼びかけました

 

ブルガリアの首相は「(EUの外側の)国境防衛、近隣住民の同意と難民が住むことのできるセンターの設置が保証されれば、移民についての話し合いも容易になり相互歩み寄りによる妥協点も期待できるだろう」と述べました。

 

オルバン首相は、国境は断固としたリーダーしか守ることが出来ないとしたうえで、国境は双方で守るものなので、トルコと協力していくことに賛成だと述べました。

(概要訳)

 

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6 Hungary adopts resolution to support Poland in clash with EU

By OLGA E(VOICE OF EUROPE)  23 February 2018

ポーランドのMateusz Morawiecki首相(左)とハンガリーのオルバン首相(右)

 

ハンガリー議会は、EUがポーランドの司法改革に対して制裁発動する場合は、全面的にポーランドを支持するという決議を採択しました。

制裁にはEU加盟国全員の賛成が必要で、ハンガリーは拒否すると述べています。

ポーランドの政権与党は「法と正義党」です。

(概要訳)

 

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7 Slovakian PM: Migrants threaten the rights of Europe’s women

By VOICE OF EUROPE  24 February 2018

スロバキアのRobert Fico首相(写真上)は、同国がイスタンブール条約を批准しないと表明した中で、移民がヨーロッパの女性の権利の脅威になっていると述べました。

 

イスタンブール条約は、女性権利保護の条約で、欧州評議会の条約です。

欧州評議会(Council of Europe)の加盟資格はヨーロッパの統合を目指し、法の支配の原則を受け入れ、民主主義、基本的人権、自由を保障することができ、またその意思があるすべてのヨーロッパの国に与えられていて、現在は47ヶ国です。(※EUは28ヶ国)

 

批准しない理由は、条約内にあるジェンダーの条項が理由で、スロバキアの憲法で結婚は異性間なので、同姓婚を認めることにつながるイスタンブール条約は自国には適合せず、女性を暴力から守る国内法導入の方がよいということです。

(トルコが批准しているんですが、男女の役割を否定している国には到底見えませんねパンダ残念

 

その説明の中で、「女性への暴力は容認できず、私たちの社会には居場所はありません。」と述べ、そして「ヨーロッパの中で、女性を従属的な人間だと認識する移民の人口が増え続けている中で、特に、女性の権利を守ることは重要です。」と言いました。

(概要訳)

 

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8 Australian FM: A government must know who are in its country and has the right to control its borders By VOICE OF EUROPE  25 February 2018

オーストラリアのJulie Bishop外務大臣(左)とハンガリーのオルバン首相(右)

 

オーストラリアのJulie Bishop外務大臣が2月17~23日にかけて、英国、ハンガリースロベニアを訪問しました。

彼女はハンガリーの公共放送 M1の取材で次のようなことを述べています。

 

政府は、誰が、何人が、自国の領内にいるのかを知らなくてはいけません。

自国の国境を管理する権利を保持しなければいけません。

両国は地理的には遠いですが、様々な話題で共通認識を持っています。

 

Julie Bishop外務大臣は、EUとの自由貿易を望んでいて、EUに対するヴィシェグラード諸国の意見を聞くことは重要だと述べました。

(概要訳)

 

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9 Poland’s ruling Law and Justice party is by far the most popular of the country

By VOICE OF EUROPE  26 February 2018

 

ポーランド与党、法と正義党の人気が上昇しています。

次回選挙で更に49議席増やす予想が出ていて、そうなると460議席中284議席獲得することになります。

 

このような結果になるとEUには更なる打撃となります。

移民割当を拒否するポーランドに、EUは制裁を検討しています。

(概要訳)

 

移民制限をするポーランドにテロが無いのがわかります。↓

Global Terror Attacks Since 2012

 

家族を解体し国家を解体し、社会を壊しながら、異民族を入れるというのは、自殺行為です。

 

そういう思想の大国が同じことをするよう強要する、正気の小国にとってはたまったものではありません。

 

私たちはそれが見えるのに知ろうとせず、今、間違えた道を、世界のトレンドだと勘違いして進もうとしています。rabbit*ハァ*

 

ヨーロッパを反面教師ではなくお手本にする日本も、「もはや国境や国籍にこだわる時代は過ぎ去りました」と解体に向かってエンジン全開です。

[読書]『世界の未来』~核家族と民主主義の起源 Think outside the boxさま

 

 

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