FC2ブログ

記事一覧

懲りない常套手段、国際社会が一致して“ミャンマー政府批判ロヒンギャ擁護” 騙されてはいけない!

国連、ローマ法王、西側諸国、サウジアラビア、メインストリームメディア、これらが人道の危機と騒ぎ立てるときには、真に受けないことです。中東をその手のプロパガンダで戦争や内戦に突入させたのを忘れてはいけません。

 

ミャンマーの隣には、選挙権もない人権大侵害国がありますが、お金の眩しさで見えないようです。

 

(テロリスト支援団体はいらない!というミャンマーのお坊さんたちのデモです)

 

(「世界はムスリムの為だけにあるのではない」矢印その通りパチパチ

 

どうしてムスリムをいつも被害者にして、国民を守っている国家を批判するのでしょうか?

 

先月(今月も続いていて死傷者数が増加しているようです)起きたミャンマーのラカイン州での衝突ですが、使者が104人も出て、大半はロヒンギャ武装勢力側、12人の治安当局側、あとは何人かの市民ということらしいです。

ロヒンギャ支援団体側は市民が政府軍にもっと殺されたと主張するも数字を挙げません。

 

今回も、ムスリムテロリストが、警察の出先機関と仏教の僧院に放火して、無実の人々を殺害し、地雷埋設も行ったとスーチー氏の事務所が非難しているように、治安機関や他宗教施設を狙ったムスリム特有のテロ攻撃でした。

 

この2ヶ月前にこういうニュースが出ていました。

ロヒンギャの「テロ訓練場」発見か=ミャンマー治安部隊、3人殺害(2017/06/22時事)

ハートくんという方のブログ記事、綺麗事を言う人間の末路 ~ロヒンギャ族(ベンガル人?)問題で非難されるスー・チー女史~に書かれているように、きれいごとではダメなのです。

 

タイ深南部の爆弾テロ、負傷者60人超 警官の機転で被害拡大阻止か2017年5月10日(水) newsclipにあるように、タイの深南部はイスラムテロが跋扈しており、2004年以降、1万6000件を超えるテロが発生し、6700人以上が死亡しているのです。このイスラム勢力はどんどん北へも拡大しています。

 

今のところタイ当局は、南部のマレー系住民が分離独立を掲げてテロを行っているという見方をしていますが、昨年8月のプーケット島などでのテロは、容疑者の一部が外国で訓練を受けていた可能性を示唆しています。

 

ミャンマーもタイも仏教国です。

押し寄せるイスラムに対峙し、イスラムのテロで酷い目に遭っているのです。

 

ミャンマー軍幹部が29日、首都ネピドーで記者会見を開き、「今回の事件はこれまでになく深刻だ。適切に対処しなければ国の危機に関わると述べた。

 

軍幹部は会見で「ラカイン州はミャンマーにとって『フェンス』の役割があった外国で訓練されたテロリストが流入すれば国全体が危険にさらされる」と説明した。(朝日

 

ラカイン州というのは、東にラカイン山脈があり、簡単に人が移動するような感じではなく、むしろバングラデシュへは陸続きで行き来がしやすいところです。

 

言い伝えによれば、ラカイン族は紀元前3000年以上も前からここに住んでいて、ブッダが王国を訪れたという記録もあるそうです。18世紀にビルマ族に滅ぼされたことから、インド亜大陸に権益を持っていた英国と対峙することになり、その後、英国と戦争したビルマが敗け、アラカン(ラカイン州)を英国がイギリス領インド帝国の一部にしてしまいました。

 

その間に英国の狡猾な統治によってバングラデシュ人(ベンガル人)が入り込んできたようです。

1937年ビルマがインド帝国から分離され別の直轄植民地である英領ビルマになった時、その一地方としてラカイン州が返還されました。(Wikipedia

 

~民族間の争いもあり、ラカイン族の村で聞いた話では、つい50年ほど前ベンガル系住民によって家々を焼かれて村人が追い出されたそうだ。

1991年から92年にかけては軍事政権による弾圧を恐れた推定25万人のイスラム教徒たちがバングラデシュに難民として流れ込んだ

この難民を帰還させるための支援が10年ほど前から続いていて現在までに23万人以上がミャンマーへと帰還している~(ふしぎの国ミャンマーから抜粋)

 

 

世界のあちらこちらで同様のことをしていますが、ここでも英国のお陰様で、民族紛争が起きてしまい、現在に至っているのです。

 

地図を見てわかるように、ここをイスラム過激派にとられると、ラカイン山脈を根城に、ミャンマーの大都市へ簡単に攻撃が仕掛けられるようになます。また海があるのでそちらからの出入りもでき、バングラデシュもイスラムですから、泥沼に入り込むことになるのです。

ミャンマー政府が国家の危機と呼んでいるのも当然です。

 

 

人権大侵害国中国を非難せずにミャンマーだけ人権で非難するのは、だから別の理由が大きいと思います。

ミャンマーは天然資源大国で、インド洋に面し、中国へつながる要衝でもあります。

大国が仕掛ける紛争はたいてい経済的なことが理由です。この件も経済の面から見ると違う一面が見えてきます。

 

中国は西側がミャンマーを経済制裁しているときに助けましたが、それは中国に利益になるように動いただけのことです。あまりにも中国の浸食が酷いので、ミャンマーは中国頼りを抜け出そうとしたものの、スーチー氏が政権を握った後、再び頼りにしているようなところもあり、複雑な状況なのです。

 

人権侵害では無敵のサウジアラビアなどの産油国や中国がこのあたりで以前から動き回っています。ミャンマーには選挙もありますし女性差別もありません。


次のコラム矢印にはこんなことが書かれていました。内容を紹介したいと思います。

(途中別の記事も引用していますので、その時にはリンクを入れています)

:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-

Saudi Arabia’s Colliding Interests in Myanmar

BY   DANIEL WAGNER AND JESSE SCHATZ  •   APRIL 18, 2017

 

2009年サウジアラビアの国王が、25万人ものミャンマームスリムに永住権を与えようと申し出ました。しかし、やって来たミャンマームスリムはサウジで隔離され、低賃金単純労働に使われ、他の貧しい東南アジアからの出稼ぎと同じ待遇でした。

アブドラ国王が亡くなったと、サルマン国王になってはっきりしない理由のまま、ミャンマーに強制送還する計画で、ジッダの刑務所にミャンマームスリム家族3000人が入れられました。

同じ年、サウジ政府は、金融支援とともに、ロヒンギャを難民として4年間で19万人受け入れると発表しました。

 

2013年、サウジアラビアは国連でミャンマー政府のロヒンギャの対応を批判しました。

これは、人権問題を国連に提起することで、西側諸国へアピールすることが目的だったのではないかという見方もあるようです。


今年4月には、あの腐敗した国連の女性の権利委員会の委員に、なんと女性差別で最悪な国の一つサウジアラビアが選ばれて、世界中から怒りを買いました。ついでに言うと、人権理事会の理事国には、日本や韓国とともに中国やサウジアラビアもいます。腐敗していますからしょうがないですけどね・・・。sei

  

(ちなみに、最近サウジアラビアは石油が出るQatif地域にあるシーア派3万人が暮らす街Awamiyaを、テロリスト掃討作戦として、滅茶滅茶にしましたもちろん多くの死傷者が出て難民も発生しています。かつて繁栄した街は今は廃墟となっています。矢印BBC

また、サウジアラビアは、2015年3月からアメリカおよび、地域の一部のアラブ諸国の支援を受け、イエメン攻撃を開始しており、これまでにこの攻撃で1万2000人以上のイエメン人が死亡しています。子供の死傷者に限ると5千人を超えていますhttp://parstoday.com

 

このようなサウジアラビアが、ミャンマーのロヒンギャ武装組織を支援してテロを輸出、臆面もなく、ミャンマー政府を人権侵害だと非難しているのです。

 

それと同時にサウジ政府は、ラカイン州(ロヒンギャがいるところ)で天然資源の生産と流通の工業化をミャンマー政府と中国政府と共同で進めていました

 

2011年サウジアラビアと湾岸諸国の隣国らはミャンマーの石油業界に深く関与し始めました。同年、中国にサウジアラビアの原油をミャンマーのパイプライン経由で送る契約にサインしています。(パイプライン建設は遅れていましたが完成したようです。)

 

JPECレポート

 

アラブ首長国連邦は、ラカイン州で道路やホテル建設をして石油産業の繁栄を助けています。

2014年にはカタール(最近サウジが目の敵にしている国)がミャンマー経由でメタンを中国に輸出し始めました。

 

中国との関係を深める湾岸諸国にとって、ミャンマーが重要拠点となっているのです。

 

中国がこのルートに拘るのは、アメリカの影響力が強いマラッカ海峡や南シナ海のルートを、他のルートの開拓で分散させるという計画の為です。

これを日経矢印が詳しく解説しています。

中国、原油輸入路を多様に ミャンマー結ぶ陸路を確保 (消えていたらこちら

 

サウジアラビアはロヒンギャを支援していますが、他の湾岸諸国は中国と軋轢を生まないことなど、全体を見て石油ビジネスに影響が出ないよう傍観している模様です。

 

ミャンマー政府のロヒンギャへの対応はスーチー氏の存在に関係なくそれほど変わらないでしょう。そしてサウジアラビアも、ロヒンギャへ支援を続けるでしょう。ただし、自国のビジネスに支障のない範囲で。

サウジアラビアは、ambitious Vision 2030に向けてASEANとの関係強化を狙っています。その妨げにならないようにするでしょう。

 

サウジアラビアは、ロヒンギャを支援しながら、ミャンマーにおける共通の利益を通じて中国と関係強化し、ビジネスをうまくやっていけるでしょうか?

 

サウジアラビアの複雑に絡み合った動きは、多分より事態を複雑にしていくでしょうが、ロヒンギャへの支援によって国際社会から得る利益がマイナスより多いならば、サウジによるロヒンギャへの当分の間の支援は予想されるはずです。

 

:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-

 

サウジアラビアは、テロを操りながら西側に食い込んだ、武器購入で関係の深い西側諸国と共謀して中東地域の気に入らない敵を西側とともに殲滅している、という見方も出来ると思います。

 

英国はスーチー氏(夫が英国人)を操っていこうとしていたのに、ミャンマーが独自路線を歩み出したことが面白くないようです。英国での過激思想の原因はサウジアラビアとする報告書が出ましたが、英国はサウジへの武器輸出で大儲けしていいて、アメリカ同様サウジと関係が深いです。サウジアラビアはインドに次ぐ世界第2位の武器輸入国です。

 

東南アジアでのサウジの暗躍はこちらのブログ矢印でも書かれていました。

サウジアラビアの東南アジア・テロ歴訪

 

 

今年4月、ロイターによる武装勢力のインタビュー記事(ピンク文字は私)がありました。

それによると・・・

:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-

ロヒンギャの武装集団を率いているのはAta Ullahといい、国際危機グループ(ICG本部ベルギー)によると、2012年のミャンマーでの衝突後にサウジアラビアに逃れたロヒンギャによって作られた組織の名前はアラビア語「信仰活動」を意味するHarakah al-Yaqinと称していました。今はArakan Rohingya Salvation Army(アラカンロヒンギャ救済軍)に変更しました。

Ata Ullah自身はバングラデシュやサウジアラビアで数年過ごしていたようです。

 

2016年10月9日、警官9人を待ち伏せして殺害したテロ実行犯としてビデオに登場していたのは、Ata Ullahだと特定されています。

 

初期のビデオ(すべて削除されているようです)では、彼はコーランを唱えてジハードを呼びかけています。

※今のビデオは最初にアラーが出てきますが、国際社会にミャンマー軍の残虐性を切々と訴える被害者面した図々しいものになっています。

一昔前のカレン族など英国の分断統治でビルマ族の上位に来ていた少数民族が武装闘争をやっていたような、それと似たような手口を西側が教えているように思いました。本当に懲りません。はこ怒る 真ん中矢印がAta Ullah

 

スーチー氏の広報官は「国際社会は彼らの背後を知るべきだ。彼らは中東のテロ組織と関係している。」と述べています。

 

Ata Ullahはこれに対して

「自分たちは国内からも外国からも支援を受けていないし、他の武装組織との関係もない。自分たちは牛と水牛を売って資金を得ている。」

と、下手な嘘でかえって信憑性のない声明を出してしまいました。

 

国連がミャンマー政府軍によるロヒンギャへの数々の残忍行為を非難した報告書に対して、ミャンマー政府は内容を否定、合法的な暴動鎮圧だと述べました。

 

そして、Ata Ullahがロイターに話したことについてスーチー氏の広報官は

誰も法を破ることはできない

「彼らが激しく私たちを攻撃したら、私たちも同じように反撃する。暴力行為が許される場所は地球上にはない。」

と答えました。

:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-

 

中国や韓国の大ウソが国際社会で正しいとされ、私たちがいわれなき非難を受けていることを考えれば、他国で起きていることも理解しやすいと思います。

 

中国がマラッカ海峡や南シナ海を頼らなくてよくなった時に、そこを中国が封鎖したら日本は終わりです。そういうことまで考えさせられました。

 

各国、各業界、各組織が、それぞれの思惑でミャンマーを舞台に暗闘を繰り広げています。

 

ミャンマーにはロヒンギャ以外のムスリムも暮らしていて問題になっていません。

不法移民問題を、さも宗教対立のように書き立てるメディアには悪意を感じます。

上座部仏教徒が信仰深くなれば、より自分の修業をするだけで、異教徒を殺せとか、戦えという教えではないのです。立ち上がったのはよほどのことで自衛のためにやっています。

それを、ISなどと混同させるような過激仏教徒という言い回しもあって、本当に頭にきます。

日本人以外の人たちは、攻撃されたらやり返すのが普通です。宗教は関係ありませんでした。

それをまわりが宗教対立にまで持って行ってしまいました。

 

人権大侵害国、その東西の横綱級である中国とサウジアラビアが暗躍する舞台の国が、人権侵害だと非難の大合唱を受けています。

 

世界中で、平和に暮らしている人たちを紛争に向かわせるこの不気味な勢力は何なのでしょう?

 

メインストリームメディアが横並びで同じ内容を執拗に繰り返すときは、怪しいです。

騙されないように注意してください。

 

 

 

関連記事
スポンサーサイト



プロフィール

nasturtium123

Author:nasturtium123
こちらはアメブロ版(お気に入りから行けます)のバックアップでコメントは受け付けていません。

操作未熟のため失礼があるかもしれません。<(_ _)>

FC2カウンター