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観光立国=成長戦略で善 という人たちの無茶苦茶な論理。ギリシャやエジプトのようになりたいのか?

私は観光立国を目指す日本は間違いだとずっと思っていて、こちら左下矢印の意見に賛同しています。

[グラフ]出入国者数と観光立国Think outside the box2017-08-07

 

その記事内にも出てくるデービッド・アトキンソンは、観光庁や観光業界、グローバリストの回し者かというくらい観光に関する記事を書いています。も書いています。

 

昨日も東洋経済オンラインから彼のこのような記事左下矢印が出ていました。

日本人よ、「観光先進国・タイ」から謙虚に学べ 「物価が安い」のに大金を使わせる工夫とは

 

簡単に要旨を紹介するとこんな感じです。

矢印

  • 観光業は全世界の輸出額の7%を占めていて、これは化学製品分野、燃料分野についで3番目に大きい
  • 2016年の国際観光収入の実質成長率は2.6%
  • 「観光」はテロや金融不安など不透明な国際情勢の影響を受けない「成長産業」という位置づけ(と言いながら、ベルギーは前年対比で1.1%の収入、フランスも5.3%
  • ドル建ての国際観光収入客単価でみるとタイは世界第26位、日本は第46位(タイの物価は日本の約半分程度)
  • タイと日本で決定的に違うところは、タイは欧州からの観光客が多いということ
  • 欧州からの観光客の最大の特徴は、アジアに観光すると、他の地域からやってくる観光客よりも多くのおカネを落とすこと
  • 欧州からの観光客が日本に落としているおカネは、タイの実績の20.4%
  • 「欧州」という要素を除いてタイと日本の国際観光収入で比較すると大差はない
  • 5つ星の高級ホテルがタイには110軒、日本にはわずか28軒しかない
  • タイにはお金を落とさないバックパッカーから、高級ホテルに泊まる上客まで「多様性」がある
  • 観光戦略においては重要なのは「多様性」であり、日本の最も重要なポイントは、訪日観光客の国籍の「多様性」という視点である
 
客単価の高い欧州からの観光客を増やしなさい、
それには先輩のタイを見習いなさい、という記事です。
 
タイは、格差社会です。日本よりも猛烈にあります。
高級ホテルで働くメイドさんの給料はどのくらいでしょうか?彼女たちはほぼ派遣です。身分が不安定です。数年前に聞いた話では月給が2万5千円くらいでした。
 
そしてタイの観光を支える飲食業などには、国内の貧しい地域からだけでなく、近隣の貧しい国からの出稼ぎもたくさんいます
その近隣の貧しい国からは陸路で簡単に不法入国できるので、不法滞在者もたくさんいて、検挙、強制退去は毎日のことなのです。
 
慣れたもので、日本の入管でハンガーストライキをするとか、人権を叫んでごねるようなことはなく、トラックの荷台に乗せられて母国へ送り返されます。でもまた戻るんですけどね。パンダ残念
時々新聞に、不法滞在、不法就労の犯罪者として写真付きで紹介されたりもしています。
 
だいたいタイやマレーシアあたりに東南アジアの貧困国の人たちが出稼ぎに行っています。
 
「雪が見たい」と言ってきたらしいですが、本当に不思議なくらいタイ人は雪や滝が好きです。日本にも好印象なのでしょう。
でも、彼女の勤務先は日系関連企業らしいですが、月給は10万円ないくらいかもしれませんね。「一生かかっても払う」と言っているようですが、給料で食べているなら無理です。
 
海旅保険にも入らないのは、日本を甘く見ているからでしょう。母国タイみたいに、私立病院は貧乏人を診察しないという国なら、彼女たちを送り出す旅行業界も警戒して海旅保険に入らせていただろうと思うからです。(公立は貧困層を診ますがリソースには限りがあり、日本のように至れり尽くせりの治療はしません
 
デービッド・アトキンソンは、本当に欧州の人がタイより日本に行きたがると思うのでしょうか?
 
日本人はどうしてタイに遊びに行くのでしょうか?
 
1年中寒くなくて、台風や地震がない
同じ金額でより高級なサービスを受けられる
南国の自然や開放的な空気が好き
 
このような理由が考えられますが、欧州と日本はともに温帯地域にあり四季があります。
リゾート気分に浸りたくてアジアへ行くとすると、日本人同様の考えを持つと思います。
 
欧州の夏は日本より快適そうですが、日本の夏は間違いなくタイより過酷だと思います。
そうすると、夏は日本よりタイへ行きたくなるはずです。そしてその他の季節は当然日本と同じで寒いわけですから、日本ではなくタイへ行きます。
1年中、タイの方が気候の面ではいいのです。
 
寒さの無い東南アジアで、高級ホテルがあり、気分良く過ごせるならシンガポール、タイ、マレーシアでしょうが、シンガポールは物価が高く、マレーシアはイスラム教なので、開放的になりたい人にとってはタイの方が気楽です。
 
そして、タイは、格差社会なので住み分けができていて、不快な思いをすることが少ないのです。
日本のスーパーマーケットで、あまり裕福そうでない外国人の集団を見ましたが、あれは東南アジアの一定レベル以上の人が買い物をする店(スーパーマーケットでも)では見ない風景です。だから、一時帰国で日本に帰った時の方が不快な思いをします。
 
インド人かネパール人のような男たちが6~7人の集団で、早い速度で店内を何度も回っている姿は怖かったです。大声で母国語を話したり、商品にもたれながら携帯で通話したりと、異様な感じでした。
 
ああいうのは、途上国でも嫌われるのです。だから、まわりが威圧して、彼らが堂々と振る舞えないようになっています。セキュリティーにそもそも入れてもらえないかもしれませんが。
そういうことが日本(たぶん先進国みんな)にはありません。
 
“平等”で「一人の生命は地球より重い」日本では、誰でも場違いなお店に入ることができ、無一文でも高額医療を受けられると彼らは思っているでしょう。(特に恥も外聞も持ち合わせない輩には天国です)
それに、注意するとポリティカル・コレクトネスが顔を出し、外人差別だとか言い出すので、彼らにとって、日本は居心地が良いところだと思います。
 
そういう日本なら、欧州人にとってリベラルお花畑のせいでユーロビアになりつつある自国と変わらないではないですか?そういうことから逃れたくて旅行に行くのです。
 
そして、大事なことは、デービッド・アトキンソンの目指すタイの観光を見習うなら、日本に大量の低賃金労働者(月給2万5千円くらい)が必要だということです。
外国人労働者を入れても、日本の最低賃金法がありますから限度がありますよね。
日本人の給料も極力下げないといけません。
 
私たちがタイを見習うことは、外国人に土地を売らないこと、病院を慈善事業にしていないこと、相手が外国人だからと媚び諂わないこと、そういったことではないでしょうか?
 
もう一つ見てみます。
東洋経済オンラインには突っ込みどころ満載、読むと時間の無駄という<日本人の「外国人観光客への偏見」が酷すぎる(ミセス・パンプキン)>という記事も出ていました。
偏見じゃないのです。コメント欄に体験者からの反論が大量にありましたが、その通りです。
 
ミセス・パンプキンが、日本のどこをほっつき歩いているのか知りませんが、マナーの悪い外国人に遭遇したことが無いようです。
 
そして、ルールやマナーを守らない外国人という、ステレオタイプ化した外国人観光客に関する報道の仕方にも責任があると言っています。
 
ルールって外国人にはわからないことが多いでしょう。第三世界の観光客に日本のルールを教える努力を観光立国の旗振り役である日本政府や、観光業界はしていますか?
全くしていません。はこ怒る
日本人は一方的に迷惑を被っているから外国人観光客が嫌いになったのです。
 
マナーも同じで、よく、「マナーを守って」というわけのわからないことを言う人がいます。
じゃあ聞きますが、マナーって何ですか?
 
こういう曖昧な表現を好む感覚が日本人の悪いところなのです。
マナーを守って!というのでは外国人、特に第三世界の住人には絶対にわかりません。
 
他人の家の門の正面ではなくてマナーを守って門から離れたところ小便小僧
私は怖いことに、そういう人を見るとマナーを守っているんだな、と感心するようになっています。ガクブル
 
こういう世界から来た人には、「マナーを守ってください!」は効果なしです。
「トイレ以外での排泄は罰金〇〇円!」
「トイレを汚した人は清掃費用として〇〇円!」
これが正しいやり方です。
観光で欧州人を呼びたいデービッド・アトキンソンこそ、こういう提言をすべきでしょう。
 
不潔な習性をもつ外国人が、国中を自由に徘徊できる国に上客は来ません。
 
誰がお金と時間を使って、不潔な習性をもつ人々と空間を共有したいと思うでしょうか?
1%の人たちはその人達だけでサークルを作ります。多分生活レベルも近いでしょう。
99%の人たちはどうしても一緒にいたくない人たちとサークルを作らされてしまって、そこで平等を強いられるので、日本人には厳しいのです。だから今、99%の中で不衛生が標準の国の住民たちが人生を謳歌するようになってきたのです。
 
日本人は他人の目を非常に気にする性質があります。
どこに行っても、笑われないように、嫌われないようにずいぶん注意します。
それと同じように、外国人も日本に来て日本人の真似をするだろうというのが、お花畑の発想なのですが、はたして彼らはどうか、注意されなければOKという住人達です。
そして面倒なこと、一銭の得にもならないことは、絶対に真似しません。
 
このミセス・パンプキンはこう言って記事を締め括っていました。
東京五輪の招致時に世界に向けて発信したお国自慢の「おもてなしの心」を、観光業の人もそうでない人も、日本側のマナーとして、今一度再確認する必要を感じます。海外からのお客さんを迎える側の、民度が問われているのだと思います。
この人によると、なんと私たち日本人の民度が問われているそうですよ!びっくり
 
そして馬鹿の一つ覚えみたいに「おもてなしの心」と言っていますが、「おもてなし」って、対価無しで、ひたすら迷惑をかける外国人に平身低頭することですか?
それを日本人に要求するのはどういう根拠なのでしょうか?
 
「おもてなし」ではなくて、「対価を得て行うサービス」、これでしか私たちを納得させることはできないでしょう。
 
ギリシャやエジプトは遺跡や自然が魅力であって、「おもてなし」は???です。
中国、韓国人は近くてお手軽な価格だから日本に来ています。侵略のために日本の様子を偵察している人もいるでしょう。犯罪の現場として観光客を装ってきている者もたくさんいます。
 
日本はまず気候が観光向きではありません。天気が周期的に変わり変化が速く、雨も多く、台風や嵐というのも赤道付近より日本のような中緯度で起きます。地震多発、せっかくお金をかけていっても散々な旅行になる可能性が結構あるのです。天候で交通の便が乱れることも短い観光日数では致命的です。(タイにはそれがありません。よい気候だと思います。)
 
このような、観光には不向きな日本に対して観光立国を提唱するのは、別の目的があると思ってしまいます。
 
デービッド・アトキンソンは、日本は国籍の偏りを無くして全世界から受け入れるようにといっています。観光立国が移民政策の準備だとすれば、東アジアだけでなく、世界中の人が過ごしやすくなるように整備しろということになります。
 
ミセス・パンプキンは、外国人には「おもてなしの心」で接するように日本人が民度を上げるように言います。
 
こんな記事ばかり矢継ぎ早に載せる東洋経済オンライン。
 
彼らは、何がしたいのでしょうか?
本当に観光の話をしているのか、その先にある移民政策の先鞭をつけているのか、不気味です。
 
 
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