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シリア空爆:Making America Neocon Again 見せかけか本当か?様々な見方

シリア攻撃は警告、対北朝鮮行動の必要性で中国と一致=米国務長官という記事が出ています。

アメリカの介入があってもなくても朝鮮半島が臨界点を越えそうなのは私たちにとって脅威ですが、アメリカが守ってくれるから安心だという考えは捨てて、むしろアメリカが徐々にいなくなることへの準備をしっかりするべきだろうと思います。

他国のために死ぬ気で防衛する酔狂な国(国民の支持がなければできない)はありません。

 

シリアへの米軍攻撃について、「アメリカは残虐なアサド政権を叩いた」という見方に共感できない私が、なるほどと思った記事をTHE NEW OBSERVERから2つ紹介したいと思います。

私は弱小国滞在の経験があり、強国の論理では測れない彼ら独自の社会構造を「矯正すべき悪」とは一概に言えないという考えを持っています。(移民反対もそこから来ますが、その辺の話はまた別の機会にします)

 

では紹介します。

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Syria: Trump Revealed As Lying Neo-Con Warmonger

April 09, 2017

 

トランプ大統領は「ISISを殲滅する」という号令とは矛盾する反ISISシリア軍を攻撃しました。

シリア軍への攻撃とは、シリア国内でロシア空軍、レバノンのヒズボラ、イランの志願兵とともにISIS(イスラム国)と戦っている唯一の地上軍を攻撃することであり、トランプ大統領が、日常的に反ISIS連合の弱体化のためにシリア軍施設を攻撃しているアメリカのゆるぎない同盟国イスラエルと共同歩調をとることになったということです。

 

トランプの攻撃の元となった情報はもちろんイスラエルからもたらされたものです。

 

INDEPENDENT紙によると、アサド政権が化学兵器攻撃を行ったという情報はモサド(イスラエルの諜報機関)からということです。

モサドからの情報は統制されたメディア(=メインストリームメディア)とアメリカ政権への情報源となっています。


シリアのワリド・マオーラム外相は、「イドリブ州のカイ・シャイクンでの化学兵器攻撃は4日(火)の午前6時に報告された。化学兵器を保管しているアルヌスラテロリストの弾薬庫をシリア軍が攻撃したのは4日(火)午前11時。」として、5時間も前に被害が出ていると言っています。

 

言い換えると、化学兵器攻撃は“攻撃”ではなく、最も考えられるのは、ISISと連携するテロリストが管理する武器弾薬庫で、事故か何かで薬品漏れを起こして周辺住民が被害に遭ったのではないかということです。

 

実際に、イスラエルの情報に頼らない独自情報を持つロシア政府が、直後にそう発表していました。

 

トランプのシリア攻撃は、彼が「独立している」、「イスラエルの影響下にない」と思っていた人を驚かせました。彼の2013年9月5日のツイートは以下の通りです。

もう一度、私たちのとても馬鹿なリーダーへ

シリアを攻撃しないで。

それをするとたくさんの非常に悪いことが起こります。

そして、その戦いからアメリカは得るものがありません。

 

イスラエルの代理で戦争挑発を行うなら、前任者たちと同じです。

 

アメリカの最も古い自由市場シンクタンクの一つである経済教育財団(FEE)は “Some Questions about the Chemical Attack in Syria,”の記事内で、シリアでテロ集団が化学兵器攻撃(シリア政府の責任とされている)を行うのはこれが3度目であると述べています。

そこには、2013年に2度行われているが、オバマ政権はアサド政権への攻撃の正当性に利用しようとしたと書かれています。

 

更に記事では、国連が1つ目の攻撃を調査して、反政府側の使用だったという結論を出していること、2つ目についてはピューリッツア賞受賞ジャーナリストのSeymour Hershが、アメリカはテロ集団アルヌスラが神経ガス入手可能で最も疑わしいという考察を無視して、アサド政権攻撃正当化のために証拠を故意にでっち上げたことを暴いた、と指摘しています。

 

また、FEEは、情報の真偽を直接確認せずにメディアや政治家はアサド政権を非難することに集中しているということも付け加えています。

 

元連邦議員のロン・ポール氏はビデオのなかでこう述べています。

ホワイトハウスが、シリア人がシリアのリーダーを選ぶべきだと言った和平交渉のまさに直前に、アサドが全世界を敵に回すようなガス攻撃を行うと誰が信じるのだろうか?

私たちも信じません。

私たちはイラクに連れ込まれたのと同じ嘘に戻ってきたのです。

私たちはプロパガンダを疑うということを、決して学ばないのでしょうか?

波線END

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次に紹介する2つ目の記事は、トランプ大統領はやむなく攻撃したが、これは反対勢力に追い込まれたための見せかけだという内容です。

長くなるので概要を紹介します。

 

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Making America Neocon Again: Trump, Putin And The Ziocons

April 09, 2017

 

(オンラインサイトThe RedressからGilad Atzmon氏の転載記事です。大量破壊兵器と書かれていますが、今回は化学兵器が問題となっています。大意としては変わりないためそのまま訳しています。)

 

もしアメリカが本当にシャイラト空軍基地に大量破壊兵器が配備されていると信じていたなら、大量の致死物質が大気中に拡散するミサイル攻撃は最もやりたくないことでしょう。

 

アサド大統領は勝利間近な今大量破壊兵器を使う意味がないことは明白です。

 

アメリカはシャイラト空軍基地に大量破壊兵器がないことを知っていたからこそ空爆したのです。

 

トランプ大統領はロシアとの関係をずっと責められています。

 

先週末トランプ氏の元アドバイザーCarter Page氏がロシアのスパイに書類を渡したと知らされました。

また、トランプ氏の娘婿のジャレド氏が、法的義務があるにもかかわらずロシアとの会談をFBIに告げていないことが問題となり、弁護士が管理上のミスと説明しました。

ガーディアンによると、CIAは有力議員にロシアがトランプ氏の大統領誕生に選挙中手を貸していたという報告を昨夏あげています。

トランプ大統領はメディアにはFAKENEWSと言ってかわしていますが、FBIとCIAはそれを追うのを諦めそうもありません。

 

彼にはプーチンとの確執を演出する「戦争」を作るしか選択肢がありませんでした

ロシアに警告をしたのちシリアの空軍基地を爆撃することは国民にトランプ大統領の愛国心を見せることになり、ユダヤ系ネオコン(ジオコン)には彼らの代理となって第3次世界大戦を始めるつもりがあると確信させることになるでしょう。

 

攻撃はアメリカがロシアの操り人形でないことをアメリカ国民に確信させました。

 

ガーディアンはジオコン戦争元気づけの機会を見逃さなかったようです。

 “Sometimes the right thing can be done by the wrong person. Donald Trump’s bombing of a Syrian airfield seems to belong in that category.”

(時に悪い人間によって正しいことがなされるが、トランプのシリア空軍基地への爆撃はこのカテゴリーに属するようだ。)という言葉が紙面にあります。

 

残る問題は、この空爆によって、もう「アメリカは再び偉大になった」と選挙民を納得させられるかどうかです。

 

波線概要訳END

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米軍の攻撃による被害は、シリア軍のミグ23戦闘機6機、物資・機材の貯蔵倉庫、教練所の建物、食堂、レーダーだとロシアのスプートニクは伝えています。

 

なんかおかしすぎる展開ですね。ガクブル

 

 

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お知らせ

前回記事の写真について、2015年のものを使ったのかもしれないということが指摘されていました。

アヒルの母さまのブログで気づきました。ありがとうございます。ぺこり ありがとう

(前回記事写真の下にその旨追記しました。)

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