記事一覧

グローバル化が不要な軋轢を生みだし、グローバル化がイスラム過激派を勢い付かせる。

ダッカでのテロ事件で犠牲になられた方々のご冥福をお祈りいたします。

また負傷された方々の一日も早い回復をお祈りいたします。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

 

 

犯人が悪い。これはもう当たり前のことなので何も言いません。

貧困とも差別とも無縁の裕福な高学歴のバングラデシュ人の若者たちが犯人でした。

移民のカテゴリーでいうと「高度人材」に入るのではないでしょうか。

 

そして、今回イスラム教徒が非イスラム教徒を襲撃しました。

 

2013年9月21日にケニア・ナイロビのショッピングモールにおいて、アル・シャバブが実行したテロ事件で70名近い人々が亡くなりました。

その時には、イスラム教予言者ムハンマドの母親の名前を言わせて言えなかった人を殺害しています。Mail Online

 

2016年3月13日にコートジボアールでマグレブ諸国のアルカイダによるテロ事件では、16人が亡くなっていて、イスラム教のお祈りをした子供が助かり、出来なかった子供が殺されているのが目撃されています。過去記事

この件は大手メディアが無差別殺人みたいに報じていますが、選別して殺しているのです。

 

2015年1月に起きた風刺週刊紙「シャルリー・エブド(Charlie Hebdo)」襲撃事件について英国在住のイスラム教徒1000人を対象に行った調査で、回答者の27%が犯行動機に「ある程度は共感できる」と答えています。AFP

 

この件では、日本で風刺画を転載して出版したことについて、在日パキスタン人たちが抗議行動を行っています。

「こうした本の出版はテロを誘引しかねないと懸念した。」

脅しですか?
「私達は平和を愛する穏健派のイスラム教徒ですが、私達を怒らすと、過激派がテロを起こすよ」、と言っています。
だからイスラム教徒は…と言われるんですよ。世界中で。

ムスリムパトロールへやがて繋がる第一歩。 「穏健派」イスラム教徒が「過激派」を利用して抗議。 過去拙ブログから引用)

 

バングラデシュでは最近、イスラム教に懐疑的なブロガーが殺されたり、キリスト教徒やイスラム教シーア派(Shiite)、イスラム神秘主義のスーフィー(Sufi)教徒、イスラム改革派のアフマディー(Ahmadi)教徒ら少数派が、イスラム過激派に襲われたりする事件が急増しています。

ジセダイ総研 AFP

 

現地のモスクでお祈りまでしていたような日本人も殺害されたのは記憶に新しいと思います。

 

今年2月21日にヒンドゥー教僧侶が殺された事件では、非合法イスラム過激派組織「ジャマートゥル・ムジャヒディン・バングラデシュ(JMB)」の構成員と、同国最大のイスラム主義政党イスラム協会(Jamaat-e-Islami=JI)」の活動家が逮捕されています。

 

JMBについては、今回7人の日本人が犠牲になったダッカテロ事件の主犯とみられています。ISとは関係ないようです。

また、内相はこうも言っています。

またカーン内相は、彼らがイスラム戦闘員になった理由について問われると、「それがはやりになった」からだと答えた。

飲食店襲撃犯は国内組織のメンバー、ISとは無関係 バングラ内相

 

そしてイスラム協会(JI)ですが、今年5月10日、1971年のパキスタンからの独立戦争での大量虐殺やレイプなどの罪で2014年に死刑判決を言い渡されていたイスラム政党「イスラム協会(JI)」のニザミ元党首(73)に対して刑が執行されました。ニュースウィーク日本版

 

 

なんか不穏さがいっぱいという感じですが、もともとバングラデシュは貧困国なのでずっとすごい状態が続いていました。

 

 

バングラデシュは日本の3分の1程度の広さに1億6千万人以上(統計にない人を入れると2億を超えるかも)が住む最貧国に位置する後発開発途上国(LDC)です。

 

長年援助されてきているので、援助慣れ(援助されて当たり前)しているのは他の貧しい国と似たりよったりです。

 

日本の援助はどうなっているのか図で紹介します。

(※JICAが行う青年海外協力隊は公用旅券発給で、生活費、渡航費用、各種共済が完備されているうえJICAのバックアップもありますが、半ボランティアで今回の円借款とは違います。)

JICAから引用)

 

死傷した日本人は国際協力機構(JICA)の円借款プロジェクトで、ダッカの交通渋滞解消の事業に携わっていた。インフラ整備に尽力していた技術者らが、支援先の国でテロの標的になるとは、理不尽としか言いようがない。

(47トピックス)

確かにそうなんですが、日本政府が頻繁に行う債務帳消しがあるにせよ、一応円借款でありお金は返してもらう事業です。

また、技術者一人一人は、途上国支援を意識したり、心の底からボランティア精神で働いたりする人もいるでしょう。しかし、円借款プロジェクトで働く企業はあくまでもビジネスとして行います。

円借款を受注する民間企業は営利企業であり、儲かるから応札し受注して現地で活動をしているのです。

 

すぐに日本人は感情論が先に出て、浪花節的発想から、「相手のためにやっているのに・・・」、「ここは親日国のはずなのに・・・」など頓珍漢な意見を述べる人がいますが、今回のようなテロをそういう見方で考えるのは、時間の無駄であり止めた方がいいと思います。

 

バングラデシュには主に輸出向け製造業を対象にした輸出加工区(EPZ=Export Processing Zone)という特別区がいくつかあります。(JETRO)

以前述べた国家戦略特区を包括する経済特別区(SEZ)より限定された特別区と考えていいと思います。

カンボジアがベトナムより投資条件が良いということをその中で書きましたが、そのカンボジアとバングラディッシュを比べたものがこちらです。

人件費も工場を動かすのに不可欠な電気代もカンボジアよりも安いことがわかります。

 

2014年のJETROのレポートには以下のような記述があります。

2014年5月時点で、日本企業のバングラデシュへの進出企業数(現地法人、支店、駐在員事務所を含む)は181社を記録。

 

バングラデシュの豊富で安価な労働力を活用し労働集約的な製品を製造する投資案件である。一方、巨大な消費市場をターゲットとして国内販売する動きも活発だ。

バングラデシュの進出日系企業の56.3%がバングラデシュの投資環境のメリットとして市場規模・成長性を挙げている。

 

途上国へ住んでみたらわかると思いますが、日本のODAで水道、交通インフラ、流通などが整うと、現地人より喜んでしまうのが在留日本人です。

ビジネスがやりやすくなります。自分が住みやすくなります。家族も呼びやすくなります。

 

日本に移民が来て(日本の生活レベルが上なので)、日本の治安が悪化して、賃金が下がり、町が不衛生になって、不愉快な現象が次々と起こるのと反対に、途上国では先進国の外資が入って生活が向上します。

しかし、汚職メンテナンスという概念の欠如地道な努力をしない国民性から、そのうちに援助したものが朽ち果てたり、元に戻ったりするのが普通です。

ODAの場合、支援そのものより、そのプロジェクト期間中誰かがその職に就きお金を得ることだけが目的化している場合があります。(成果はどうでもいいということ)

 

また、昔の日本が戦後立ち直ったみたいに成長するだろうという幻想は捨ててください。

あり得ません!

 

交通インフラは間違いなく現地で行うのでその国の人に恩恵が行くのですが、日本人がビジネスしやすくなるということでもあるのです。

そういう流れで見ていくと、末端の人はわかりませんが、大きなグローバリズムの枠の中で動いているODAであり、現地でのビジネスなのです。

日本国民が損をするODAがあったからこそ、民間企業が利益を得られる仕事がバングラデシュにできたと言えます。

 

世界のリーダーやメディアはイスラム教だけ、過激派と穏健派を分けてあげているようですが、過激派と穏健派の垣根は低く、イスラム教徒さえ助かればいいという人、不審なことがあってもイスラム教徒を好きで、又は仕返しが怖くて裏切らない穏健派がたくさんいるのです。

トランプ候補も言っていましたね、最近のムスリムテロでも身近な人が薄々知っていたのに通報もしていないじゃないか、と。

 

欧米でも日本でもヒトの移動が制限されていた秩序ある良い時代を知らない洗脳された奴隷のような若い世代が、民族や宗教のごった煮みたいな社会に憧れて「正義」を振りかざしていますが、欧米や日本のような自国民だけを縛る「ヘイトスピーチ法」を作る間抜けな国々とイスラム教徒の人たちは違います。

いま日本にいるムスリムは少数派で侵略を始めたばかりなのでとにかく静かにしています。しかし、ある一定数になるといろいろな人が出てきますし、過激派も必ず出ます。

理不尽で、イスラム教徒だけ助かることがある卑劣なテロは、100%イスラム教徒が起こしています

この現実をしっかりと直視しないといけません。事実なんですから。

 

イスラム教徒の人達と関わるのはビジネスだけ、そうすれば彼らにしても心の安寧が得られるのではないかと思うのです。もちろん援助はしません。彼らの男尊女卑思想や排他的な価値観を支援することになるからです。

損得勘定だけで商売をすればいいのです。

そうすればODAも無くなります。(これは日本人の税金からの援助なので、相手国社会の自由や平等を求めます。そういうことが内政干渉に見えることもあるのでしょう。)

政府が税金投入しなければ、民間企業は儲けのないバングラデシュに行きません。

イスラムの国への援助は湾岸諸国の金持ちがすればいいのです。

日本への移住もお断りです。外交と商業取引だけビザを出せばいいのです。

この意見にはグローバリストは怒るでしょう。商売の邪魔をするなと。

 

しかし、バングラデシュは出稼ぎが多いのですが、彼らが他国で稼いだお金をせっせとテロ組織に送金して、それが発覚したシンガポールでは逮捕され強制退去となっています。

(バングラ襲撃 資金源は出稼ぎ者献金か)

日本にも1万人ほど出稼ぎバングラデシュ人がいるようですが、何しているのか分かったものではありません。バングラだけでなく近縁のパキスタンなどもわかりませんし、中国、朝鮮、ベトナム、ブラジルなどの在留者は自ら頻繁に犯罪を行っています。

 

オスの蚊は私たちを刺さないのに、蚊とみれば一網打尽にやっつけています

見分けがつかないからです。

イスラム教徒をやっつけることは間違いですが、関わらないのは正解なのです。

お互いを尊重するために、気持ちよく過ごすために、双方とも安心できる場所(自国)が必要なのだと思います。

 

ヒト・モノ・カネの移動の自由、これに制限をかけるときが来ていると思います。

 

貿易もいつのころからか、自国にない物を補完するのではなく、相手の持っているものを潰すような攻撃的な姿勢を自由貿易と呼んでいます。これも間違いだと思います。

 

難民問題もそうですが、グローバル資本や企業の動きを制限すること

ソフトターゲットに移行してきた最近のテロを見ると、行き過ぎたグローバル化を抑えない限り解決策がないような気がします。




関連記事
スポンサーサイト

プロフィール

nasturtium123

Author:nasturtium123
こちらはアメブロ版(お気に入りから行けます)のバックアップでコメントは受け付けていません。

操作未熟のため失礼があるかもしれません。<(_ _)>

FC2カウンター