記事一覧

中間層の崩壊は織り込み済み。自国民に見切りをつけ外国人と外資に縋る安倍総理の戦略

内閣に日本経済再生本部が設置されています。

ここは閣僚が名を連ねているだけです。

 

その日本経済再生本部の下に産業競争力会議 があります。

ここで、具体的なことを決めているということです。

実際に日本再興戦略2016について話し合われています。(第26回、27回議事要旨参照

 

議長は総理大臣、メンバーは関係閣僚8人のほか、以下の通り民間人(議長が指名)がいます。

 岡 素之 住友商事株式会社 相談役規制改革会議委員も兼務、岡氏は議長)
 金丸 恭文 フューチャー株式会社 代表取締役会長兼社長 グループCEO(同上)
 小林 喜光 株式会社三菱ケミカルホールディングス 取締役会長
 小室 淑恵 株式会社ワーク・ライフバランス 代表取締役社長
 竹中 平蔵 東洋大学教授、慶應義塾大学名誉教授ビックリマークパソナ会長職などもあります)
 野原 佐和子  イプシ・マーケティング研究所代表取締役社長
 橋本 和仁 国立研究開発法人物質・材料研究機構理事長
 三木谷浩史 楽天株式会社 代表取締役会長兼社長
 三村 明夫 新日鐵住金株式会社 相談役名誉会長/日本商工会議所 会頭 

 

また、先月第22回国家戦略特別区域諮問会議(H28,5.19開催)があり、日本再興戦略2016が議題に上っています。

 

この会議の席上で総理が総括した言葉を引用します。

 

今後2年間を国家戦略特区の第2ステージ『集中改革強化期間』として、残された岩盤規制改革を断行していきます。特区をフル稼働させて、地方自治体や産業界からの規制改革提案を、一つ一つ実現してまいります。
今年の成長戦略にも、思い切った規制改革事項を盛り込み、早期に実現していきます。


『働き方改革』などの規制改革に積極的に取り組む自治体については、特区制度を活用し、他の制度改革も行いやすくします。


外国の専門人材が、地域振興に資する事業への就労を認められる基準を明確化していきます。ビックリマーク外資が参入しやすくなるということ)


地域限定の旅行業については、配置すべき人員の国家資格を見直すことで、地方の農家や旅館による旅行企画を行いやすくします。

ビックリマーク民泊同様、違法を合法に変えるということ)


今後もあらゆる機会を捉え、特区で扱う対象を広げ、日本経済の成長力を高める改革を推進してまいります。

 

この国家戦略特別区域諮問会議は法律に基づいて内閣府に設置され、議長は総理大臣、民間の有識者議員は、総理大臣が指名します。

 

民間議員は以下の通りです。

秋池 玲子 ボストンコンサルティンググループ シニア・パートナー&マネージング・ディレクター
坂根 正弘 株式会社小松製作所相談役
坂村 健 東京大学大学院情報学環教授
竹中 平蔵    東洋大学教授   慶應義塾大学名誉教授 (ビックリマークパソナ会長職などもあります)
八田 達夫    アジア成長研究所所長  大阪大学社会経済研究所招聘教授

 

 

竹中平蔵氏は両方のメンバーにいます。

よほど総理と同意見で、気に入られているということになるでしょう。

(※岡 素之氏と金丸 恭文氏も規制改革会議と産業競争力会議に名を連ねています)

 

この竹中氏、トリクルダウンをあり得ないと言っています。

「トリクルダウンあり得ない」竹中氏が手のひら返しのア然 2016年1月4日 日刊ゲンダイ

 

また、こんな発言もあります。みんなの介護から

今の日本の問題は、年を取ったら国が支えてくれると思い込んでいることです。そんなことあり得ないんですよ。90歳、100歳まで生きたいんだったら、自分で貯めておく。それがイヤで、国に面倒をみて欲しいんだったら、スウェーデンみたいに若い時に自分の稼ぎの3分の2を国に渡すことです。

この発言の良し悪しは置いておくとして、安倍総理の意見を代弁していると思うべきなのです。

安倍総理というのは、実質的な政策は党より、国会議員より、産業界の代表と決めるというスタイルなのです。

なぜなら、国会議員が竹中氏のような発言をすると落選しますから言いません。

この”素晴らしい意見”を政策に反映させることができません。

だから、こういう民間人の会議や諮問機関で何でも決めてしまうのです。

 

最終的に国会を通すので、主権在民ということになりますが、国会議員というのはほとんどがおバカさんです。

党の方針に沿って数だけいればいいというのが実態であり、大事なことは安倍総理の独断でほとんどが決まります。

 

メディアはどうしたと思うかもしれませんが、国際金融資本傘下にあるメディアと大企業は、同じ穴の狢であり、自分たちの利益になることですから問題にしません。

 

メディアは、見当はずれの安保法制や憲法9条などを争点と偽り、また移民流入の第一歩となるヘイトスピーチ法に関する間違えた認識を国民に植え付けて、保守層がそちらに気を取られるよう、深刻な悪に気づかないよう、大衆を誘導しています。

 

 

参議院選挙最大の争点はアベノミクスの加速か後退です。

 

そのアベノミクスを具体化した

日本再興戦略2016~第4次産業革命に向けて~(H28.6.2閣議決定)に、

どういうことが書かれているかご存知でしょうか?

 

アベノミクス第一ステージでは、これまでタブー視されてきた電力、農業、医療などの分野の「岩盤規制」に切り込むとともに、法人実効税率の抜本的引下げTPP(環太平洋パートナーシップ協定)の署名、コーポレートガバナンスの強化など、「できるはずがない」と思われてきた改革を断行してきた。我が国での事業展開の足かせとなっていた、いわゆる「六重苦」は、劇的に改善してきている。

国民や日本を保護する法律や制度を”足かせ”と呼んでいるようですが、、六重苦で苦しんでいたのは普通の日本国民ではなく、大企業と外資です。

 

円高

高い法人税率

自由貿易協定への対応の遅れ

製造業の派遣禁止などの労働規制

環境規制の強化

電力不足 これらを六重苦と言います

 

六重苦が改善しているから、次の第二ステージに進むと述べています。

成長戦略第二ステージでは、こうした萌芽を、既存の組織や伝統的な業種の枠を乗り越え、経済社会全体にわたる、産業横断的な大きなうねりにつなげていく。官民で認識と戦略を共有し、新たな有望市場を創出する、「官民戦略プロジェクト 10」に着手する。

その戦略の要となるのが第4次産業革命であると断言しています。

今後の生産性革命を主導する最大の鍵は、IoT(Internet of Things)、
ビッグデータ、人工知能、ロボット・センサーの技術的ブレークスルーを
活用する「第4次産業革命」である。

第4次産業革命は中間層の崩壊をもたらす危険があることに触れています。

「第4次産業革命」は、社会的課題を解決し、消費者の潜在的ニーズを
呼び起こす、新たなビジネスを創出する。一方で、既存の社会システム、
産業構造、就業構造を一変させる
可能性がある。既存の枠組みを果敢に転
換して、世界に先駆けて社会課題を解決するビジネスを生み出すのか。そ
れとも、これまでの延長線上で、海外のプラットフォームの下請けとなる
のか。
第4次産業革命は、人口減少問題に打ち勝つチャンスである一方で、
中間層が崩壊するピンチにもなり得るものである。

 

「リスクを承知でアベノミクスを進めるのか?

何もしないで世界の下請けの地位に甘んじるのか?」

 

どうしてこの極端な2つしか道が示されていないのか?理解に苦しむところです。

しかし、どちらにしても中間層は崩壊するようです。

第4次産業革命自体は若者へのチャレンジを呼びかけるものであり、既存の中間層の安泰は意図しておりません。

 

また、若者へのチャレンジ呼びかけとは矛盾しますが、国民に見切りをつけ、外国人と外資を呼び込む正当性を謳っています。

(忖度すれば、国籍に関係なく日本で世界中の人が仕事をするということを想定しているのでしょうが、人間というものをわかっていないと思いますし、それはもう鳩山氏と同じ発想”日本は日本人だけのものではない”と同じです。)

第4次産業革命を実現する鍵は、オープンイノベーションと人材である。
技術の予見が難しい中、もはや「自前主義」に限界があることは明白であ
る。既存の産学官の枠やシステムを超え、世界からトップレベルの人材、
技術、資本を引き付ける魅力ある国となれるのか、が勝敗を分けるポイン
トである。

自前主義限界の論理的理由を述べず、明白だからと言っていますが、初めから外国人と外資導入ありきという感じがします。

第4次産業革命が進行する中で、産業構造や就業構造は変革していかざるを得ない。企業と個人との関係も変わらざるを得ない。技術や産業の変革に合わせて、人材育成や労働市場、働き方を積極的に変革していかなければ、雇用機会は失われ、雇用所得は減少し、中間層が崩壊して二極化が極端に進んでしまう。


第4次産業革命の波は、若者に「社会を変え、世界で活躍する」チャンスを与えるものである日本の若者が第4次産業革命時代を生き抜き、主導できるよう、プログラミング教育を必修化するとともに、IT を活用して理解度に応じた個別化学習を導入する。


大学改革、国立研究開発法人改革を実現し、産学共同研究を大幅に拡大する。
世界のトップレベルの人材を引き付けるため、世界最速レベルの「日本版高度外国人材グリーンカード」を導入する。

 

日本の若者にチャンスを与えると言いながら、唐突に世界最速レベルの高度人材外国人永住権付与に話が飛びます。パンダ残念

 

困 安倍総理は何をしているのかというと・・・

戦後レジームからの脱却どころか、戦前より連綿と続くグローバリストからの要請を嬉々として受け入れ、歴史上最大の汚点となる移民政策、日本解体へ進んでいるのです。冷

 

これだけ社会を壊せば、一時的に数字だけ成長したように見えることがあるかもしれません。

しかし、長い目で見れば国を壊す速度を上げただけ、それもおぞましい壊し方をしたということになるでしょう。

 

社会が成熟すればまた違う国のあり様があると思うのです。

 

途上国の優秀な人間を、途上国から奪う

途上国の安価な労働者を、途上国から奪う

需要がないのに、まだ何か欲しがれ!

 

年を取っても若さに憧れ、村の若い娘の血を飲むという昔の恐ろしい貴族の話を思い出しました。

年を取ったのにしわが気になり、整形注射のし過ぎで顔がパンパンな人も思い出します。

 

 

拍手

ぜひご覧いただきたいブログがあります。Think outside the box さまのブログです。

 

法人企業統計~構造改革による構造的停滞

アベノミクスの思想から見て、再興はほど遠いという記事です。

 

日本を「正論」で崩壊させるシナリオ

日本を倒すには「日本人自身に日本の国家社会を破壊させればよい」ということが書かれています。今はもう実行段階で大成功を収めているということです。




関連記事
スポンサーサイト

プロフィール

nasturtium123

Author:nasturtium123
こちらはアメブロ版(お気に入りから行けます)のバックアップでコメントは受け付けていません。

操作未熟のため失礼があるかもしれません。<(_ _)>

FC2カウンター

お気に入りリンク