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弱者同士、労働者同士を争わせる政府や企業の企みに乗らないようにしましょう!

戦後70年、日本が反省しなければいけないことがあるとしたら、合理的な判断ができず、精神論や感情論で行動指針を決める人がたくさんいる、ということだと思います。

203高地、インパール作戦など、理論的に考えず、精神論だけでどれだけの人命を無駄に死なせたか?
華々しい戦果を出すには、地道な兵站がどれだけ重要か、最後は3次元対2次元の戦い(制空権を失った)となり、もうどうにもならなくなりましたが、侵略して悪うございましたではなくて、どうして負けたのかということを反省しなかったので、いまだに日本は幼稚なままなのかもしれないと思いました。


一見関係ないようですが、今回はベビーカー論争正規社員が非正規社員を搾取しているという2つの記事を紹介したいと思います。


記事「電車内ベビーカー」問題は、子育てへの理解不足が原因ではないと思う件
  ふじいりょう | ブロガー/ライター 2015年2月25日 1時16分 Yahoo

毎日新聞が日本民営鉄道協会の2014年度の「駅と電車内の迷惑行為ランキング」をもとに、「混雑時のベビーカー乗車への理解が広がっていない」という記事を出した。これがYahoo!ニュースでもトピックスになっており、ここ数年度々話題になる「電車内ベビーカー」問題が再燃した形となっている。

~中略~

日本民営鉄道協会(東京都)が調べた2014年度の「駅と電車内の迷惑行為ランキング」で、「混雑した車内へのベビーカー乗車」が前年度比1.6ポイント増の19.5%で7位になった。この項目を設けた09年度以来の最高値で、3年連続で増えている。国土交通省などが昨春、電車などへの乗車に関する基本ルールをまとめたが、理解は広がっていない。

~中略~

とはいえ、国土交通省が定めた基本ルールや「ベビーカーマーク」の理解が広がっていない、という記事の本旨が現実を捉えているのは間違いないだろう。
でもね。個人的には、そりゃ「理解」は難しいよ、と思わざるをえない。だって、ベビーカー1台ぶんのスペースであと4、5人は確実に乗ることができるはずだから。
その電車を乗り逃したとすれば遅刻確定、という人がいたとして、叱責ないしは評価・査定が下がる可能性が出てくるということは、その当人にとってはベビーカーが「迷惑」以上の存在になり得る。それだけでなく、大事なプレゼンや試験にギリギリで向かうケースや、複数の乗り換えがあって時間通りに到着することが求められるなど、何事につけ「オンタイム」が求められる通勤・通学者は交通機関に乗るということそのものでストレスに晒されている。となると、ラッシュ時のベビーカー乗車は、「自分が電車に乗り過ごすかもしれない」というリスク以外の何物でもないだろう。

個人的にこの「電車内ベビーカー」問題は、子育てへの理解不足が原因なのではなく、混雑状態の車内に広いスペースが必要となるベビーカーを乗車させなければいけない「状況」に無理があるのでは、と感じる。誤解を恐れずに書くならば、その女性あるいは男性が子どもを一緒に連れて、ベビーカーで200%前後の乗車率の電車に乗らなければいけない必然性がある事とは一体何なのか。お仕事ならばフレックスや在宅ではムリなのだろうかとか、通院ならばむしろ病状が悪化しないのだろうか、とか考えてしまう。
これは、そもそもの話として、「なぜ皆がぎゅうぎゅう詰めになった電車に乗らなければいけないのか」といった都市部の交通網の問題でもあるし「なぜ同じ時間に会社へと通わなければいけないのか」といった労働問題でもある。もし、多様な勤務体系が認められたとしても、周囲の同調圧力が強くて充分に機能しないということならば、日本人の習性の問題ということになってしまう。

いずれにしても、「電車内ベビーカー」問題を「女性への無理解」と捉えて、他者への寛容を求めていくことが根本的な解決に結びつくとは考えにくい。「子育て」といった狭い枠組みで捉えているうちは、堂々巡りが続いて無理解の溝が深まりかねない。
仮に有効策があるとするならば……各企業・法人・団体がフレックスや在宅ワークを推進するために何らかの数値目標を定める、といった施策が間接的にこの問題を解決するかもしれない。交通機関の混雑が緩和されて、間接的にベビーカーと一緒に乗ることが問題視されなくなる可能性があるだろうし、ベビーカーと一緒に「乗らなければいけない」状況自体が減少するのではないだろうか。

波線転載END


NEWS格差問題で竹中平蔵氏「正規が非正規を搾取」
  2015年03月02日 23時03分 読売オンライン

竹中平蔵・慶大教授と山口二郎・法大教授が2日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、安倍首相の経済政策「アベノミクス」を巡る格差の問題について議論した。

 竹中氏は、「雇用者報酬が実質で増えていることは重要。日本でも(格差が)拡大しつつあるが、世界の中で見れば客観的に低い」と強調。そのうえで、正規が非正規を搾取する構造になっている。正規と非正規の壁をなくさなければいけない」と述べた。

 一方、山口氏は、「個人消費が伸びず、実質賃金も低下し続けている。マクロ経済の数字の改善が(国民経済の)成功指標であるという関係は21世紀に入って崩れた」と指摘。「普通の働く人に力点を置かなければ、経済回復の道筋は描けない」と訴えた。

波線転載END

2つめの記事には三橋氏もブログ記事を書いていました。竹中氏発言に対する反論は私も同意見です。
ブログ雇用者報酬の実質値 2015-03-03 09:52:41 三橋貴明氏のブログ


ベビーカー問題では、どういうわけかこの記事に反対する人が、ヒステリックに反応していました。

例えば、「車椅子はいいのか?」「デブは迷惑ではないのか?」などなど。
確かにそうかもしれませんが、車いすは身体障害者にとっては体の一部であり、もしウエアラブルの補助スーツでも開発されれば、装着してみんなと同じく立てるようになるかもしれません。
そしておデブさんですが、それこそ体の一部でどうしようもありませんよね。あはは・・・

「子育てに理解がないのか?」というのはもう意味をなしていません。
日韓歴史共同研究の席上で、資料を出す日本側に対して、「韓国に対する愛情はないのかーっ!」と怒鳴る韓国側と同じ思考回路となっています。(日韓歴史共同研究rabbit*ハァ*

混雑電車内ベビーカー問題は、物理的に解決するべき問題であって、精神論では解決できないのです。(すいている電車なら精神論で解決できますけどね。)
「子育て理解」を推奨する人は、203高地の突撃命令みたいになります。こういう思想の人だったのでしょうね、無茶な指令を出していたのは。ガクガク

「遅刻しないように早く行け!」というのもありましたがね、私もかつて東京のバスや電車に乗っていましたが、ベビーカーがなくても混雑で大変でした。
バスの場合は込みすぎて「通過」が何本も、電車はホームに押し込む駅員がたくさんいて、無理なら次の電車、こういうのをいくつか乗り継いでみてください。一人分でも余計に乗る場所を占領するものには迷惑だという気持ちが沸き起こるのです。これは仕方がないことです。

体調が悪い人、体力がない人、そういう人たちも黙って耐えています。ベビーカーだけが誰よりも一番保護されるべきという考えは間違いです。
この筆者は、迷惑がっている乗客も、ベビーカー側も、同じ通勤弱者だととらえているのです。
そういう状況に追い込んでいる行政や企業(鉄道会社も含む)の無対策を咎めているのです。


そして竹中平蔵氏のいつもながらの傲岸な発言ですが、これまた同じように資本家から搾取されている労働者を仲たがいさせる姑息な扇動発言です。
それも、よい待遇にするのではなくて、それこそ妬み僻みを持たせて、低いほうへ下げる、企業家にとっては一石二鳥の効果があります。
こういう発言をする竹中氏の品性の無さと、倫理観の欠如、そして悪意には今更ながらあきれ返ります。ネコ


同じような流れで、育児介護休業、時短でも、周囲の協力と理解が必要であると、満員電車ベビーカーのような理論がまかり通っていますが、私は雇い主側に言いたいことがあります。

代替要員を雇うならば問題ありません。
そうでない場合、その人の仕事を何人かで行うことになります。その時にきちんと担当を決めて、期間中「協力手当」といって、割増賃金を払うことで職場の雰囲気がよくなると思うのです。

これは、仕事の負担が増えた人に経済的に報いるだけでなく、不満を持たせないことにも繋がります。
また、休暇取得者もその個人が「申し訳ない」という気持ちにならなくて済みます。よかった~♪
※「当然の権利」「お互い様(お互い様ではないですね、盆や正月みたいにみんなに来るものではありませんから)」という感覚の人は、この件がなくても十分職場で嫌われていますから、無視します。)

雇い主側が全く痛みなしで、労働者側だけに痛みを分かち合えというから職場がぎくしゃくするのです。
これも混雑電車ベビーカー、正規非正規バトルと同じ要素を持った問題だと思います。

多少の違いはあっても大枠は同じ立場にいる人間同士を争わせて、高みの見物をしている企業側(雇い主側)お金を使いたくないのでこうやって対立を煽っている企業側、この存在に気付いてほしいと思います。

そして、そこに問題の改善を迫ることこそ、社会全体が良くなる道であり、
営利企業が自発的にするとは思えないので、そういう法整備こそ政治の仕事だと思います。




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