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欧州の「表現の自由」は欧州が決めた法律! だから他人を侮辱する自由はあっても政治論議は弾圧!

多文化共生をやってはいけない思想の持ち主たちがやっているので、世界中で混乱が起きているのだと思います。

いくつかの報道記事を紹介します。

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NEWS英首相、ローマ法王に反論=表現の自由制約発言で 時事ドットコム

【ワシントン時事】キャメロン英首相は18日に放送された米CBSテレビのインタビューで、フランスの週刊紙シャルリエブドがイスラム教預言者ムハンマドの風刺画を掲載したことに関し、「自由社会には信教をめぐって(他者の)感情を害する権利は存在する」と述べた。

〔写真特集〕フランス紙で銃撃事件~警察部隊突入、死者多数~

 「他人の信仰を侮辱することはできない」として表現の自由にも制約があるとの認識を示したフランシスコ・ローマ法王に反論したものだ。(2015/01/19-05:41)
波線転載END

これだけではキャメロン首相の真意が伝わらないと思うので、他の記事も探してみました。

NEWSCameron defends free speech 'right to cause offence' Sun Jan 18, 2015 8:00pm GMT ロイター

こちらのニュースではこうも言っています。「私はキリスト教徒だ。誰かがキリストを害する発言をしたら、それを私は攻撃だと受け止めるだろう。しかし、自由社会では報復する権利を持っていない。
「政治家の役割とは、新聞の論調に影響を与えることではなく、法律で決められている言論の自由を堅持することだ。たとえ、何かに対して害する内容であっても、法律の範囲内であれば、新聞雑誌の出版の自由を受け入れなければならない。」
「だから私は(シャルリーのような出版を)守る。私の仕事は新聞社に何を書けとか何を書くなということではない。私の仕事は、法律で許された範囲のものは出版できるという法律を守ることである。
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一見キャメロン首相は正しい様に見えますが、その金科玉条の法律が、西欧の人達だけに通用するもので普遍的とは言えないところが、今回の雑誌社襲撃につながりました。
私はこういう思想ならば、グローバル化に反対するべきではないかと思いますが、彼らはたくましいので、自分たちの主義主張を世界標準にするべく、毎日活動に勤しんでいるのです。
日本が国連やEUに難癖を付けられているのも、根底にはこういう思想があるのです。

他人の信仰を侮辱する行為は法律で禁止事項に入っていないから、やる権利があるということです。
理屈はわかりやすいですが、どうして禁止事項に入れないのでしょうねカピバラ

欧米では表現の自由(=自分たちの価値観から作られた法律)を守れと言って、首脳が集まってデモ行進していました。イスラエルのネタニヤフ首相とパレスチナ暫定自治政府のアッバス議長が一緒という烏合の衆の様相を呈していましたが。(国民戦線は誘われませんでした)
では、その西欧とは価値観が違う人達はどうしたかというと・・・

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NEWS世界各地で仏紙に抗議デモ ニジェールで10人死亡 2015.01.21 Wed CNN

CNN) 仏風刺週刊紙「シャルリー・エブド」が先週発行した最新号の表紙にイスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を掲載したことに対し、世界各地のイスラム教徒が抗議デモを展開している。
かつてフランスの植民地だった西アフリカのニジェールでは、イスラム教徒が暴徒化して教会や民家に火をつけ、政府発表によると10人が死亡した。
仏AFP通信によると負傷者は173人に上り、首都ニアメ市内だけで45の教会が放火された。キリスト教系の学校や孤児院も標的になった。多くの建物は放火前に略奪されたという。
ニアメからの映像は、イスラム教の聖典コーランをかざして「神は偉大なり」と叫び、聖書を破り捨てるデモ隊の姿を伝えている。フランス人経営のバーが炎上する場面も映っていた。

同じく旧植民地のアルジェリアでも、デモ隊と警官隊の衝突が起きた。
パキスタンの最大都市カラチでは、イスラム政党の呼び掛けで200人以上のデモ隊がフランス総領事館の前に集結。警察は催涙ガスや放水銃で強制排除を図った。これに先立ち、同国議会ではシャルリー・エブドの風刺画掲載を非難する決議が採択された。

ヨルダンの首都アンマンでは、イスラム組織「ムスリム同胞団」が2000人規模のデモを主催。デモ隊はフランス大使館へ向かって行進し、警棒を持った警官隊が排除を図った。
パレスチナ自治区ガザでは19日、約200人のイスラム過激派グループがガザ市内にあるフランス文化センターを襲撃した。AFP通信によると、グループは「フランス人よ、ガザを去れ。さもなければのどをかき切って殺す」などと叫んでいた。
パレスチナ警察はグループのメンバー数十人を拘束した。イスラエル紙ハーレツは、メンバーがイスラム過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」のような戦闘服を着ていたと伝えた。

西アフリカのマリや東アフリカのソマリア、中東レバノンでも大規模なデモが実施されたが、暴力には発展していない。
ロシアのイタル・タス通信によると、同国南部チェチェン共和国の首都グロズヌイで開かれた抗議集会には数十万人が参加したとみられる。
西アフリカのセネガルモーリタニアではデモ隊がフランス国旗を燃やして抗議した。イランのデモでは米国とイスラエルの国旗が焼かれた。
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イスラム教徒は風刺画を書いたりする習慣がないのでしょう。だから同じ土俵では戦えないのです。
言論の自由、その自由の範囲は西欧が勝手に決めたものですから、その中だけでやり取りしていれば問題はないはずです。
しかし、その中だけというところに、イスラムの移民がたくさんいて、そのルーツが西欧の壁の外にあり、たくさん仲間がいました。
彼らに西欧の法律を守る義務はありませんし、普遍的だという勝手な解釈で価値観を押し付けられる謂れもないわけです。

西欧の中では、しかし、政策論議はご法度になることがあります。法律で禁じてしまいます。

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NEWS独ドレスデン警察、反イスラムデモを禁止―政治家から批判 2015 年 1 月 20 日 ウォールストリートジャーナル

ドイツ東部ドレスデンの警察当局が19日、反イスラムデモを含むすべての屋外集会を禁止すると発表した。これに対し、ドイツの連邦議員からは、言論の自由に対する憂慮すべき制限だとして批判の声が上がっている。

 警察当局によると、ドレスデンで昨秋から続く反イスラムデモの主催者ルッツ・バッハマン氏とデモ参加者を標的にした匿名の殺害予告が複数あったため、デモ禁止の判断を下した。反イスラムデモはペギーダ(「西欧のイスラム化に反対する欧州愛国主義者」の略称)の呼びかけで、昨年10月から毎週月曜に実施されている。警察の禁止通告を受け、ペギーダは19日のデモを中止した。

 一方、ドイツの連邦議会議員の多くがこの数週間、ペギーダの反イスラムデモを批判してきたにもかかわらず、今回は党派を問わず、多くの議員がデモ実施の権利を擁護した。このことは、イスラム系過激派の脅威に直面するなか、有権者が権利として保有する自由を侵害することなしに、政府と治安当局の対応面でバランスを取ることの難しさを浮き彫りにしている。全体主義体制を経験した過去を持つドイツにおいてはなおさらだ。

 野党議員らはドレスデンの警察当局に対し、デモ禁止判断の根拠となる証拠を提示するよう要求。緑の党のアントン・ホーフライター共同代表は公共放送ZDFとのインタビューで、警察当局の禁止通告を基本的人権に対する「苦い」制限だと述べた。

 メルケル首相も警察当局の判断から距離を置き、「(抗議の)内容を私が好むと好まざるとに関わらず」全国民には抗議する権利があると表明した。首相はこれまで、反イスラムデモを繰り返し非難していたが、19日には「ドイツではデモを行う自由がある。その点には疑問の余地がない」と述べた。

 メルケル首相によると、政府はデモ実施の際に安全な環境を提供する上で当局を支援する準備ができているという。だが、今回は支援要請は受けていないと述べた。
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今までペギーダを批判してきたメルケル首相もデモ禁止は賛成していないようです。
テロに屈した形になるのは何としても避けたいでしょうから、こういう形ではないデモ消滅を望んでいると思います。
別の理由を探すのではないかと思っていたら・・・


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NEWSLeader of Germany's anti-Islam movement quits 22 Jan 2015 03:03 GMT アルジャジーラ
NEWSヒトラー姿で自撮り、反イスラム団体リーダーが辞任 ドイツ 2015.01.22 Thu  CNN(日本語)
NEWSヒトラー変装写真で辞任 独の反イスラム団体代表 2015年1月22日 夕刊 東京新聞

アルジャジーラ(AEP配信記事)とCNNは中立的な報道をしています。
東京新聞は「馬脚を現した」とか代表を「馬鹿かナチだ」と皮肉ったコメントだけ出して、ペギーダが大嫌いだという意思表示をしました。
私達は、日本のメディアからいつも書き手の思想を植え込まれているので、同じニュースでも複数見ることを習慣づけたいと思います。

アルジャジーラにはペギーダの報道官であるKathrin Oertel 氏のインタビューが掲載されています。
そこには、「難民への侮辱は言語道断だが、ヒトラー姿の自撮りは「風刺作品」で誰もが持っている権利だ」と述べていました。
記事内では次のようなことも書かれています。
らいん
今週代表Lutz Bachmann氏と報道官のKathrin Oertel 氏は記者会見をして、彼らのデモに参加しているネオナチとは距離を置いている、私達のデモに参加しているのは、今の政治にうんざりしている市民が多数ですと述べました。

そのような最中、今度は別の都市、ライプチヒで5千人の右翼が集まり始めました。多数の反差別主義デモ隊とは機動隊によって分離させられました。
ペギーダの分派であるLEGIDAは夕方早い時刻に現れましたが、主催者が予測した4万人には程遠い数となってしまいました。その理由のひとつに、多数の人々が20ものカウンターデモに参加したことがあげられます。
らいん


ドイツは法律で禁じているヒトラー礼賛とか扇動罪でペギーダを弾圧するチャンスを見出しました。
法治国家である以上、些細なことで摘発される反政府派の人は、細心の注意をしないといけないですね。
今後反イスラムの動きがどうなるかわかりませんが、ドイツ人がどうか行動するか注視したいと思います。

たくさんの記事を引用しましたが、たくさん見ないと考えられないのでご容赦ください。

何もない白紙状態で考えると、ドイツは低俗なイスラム侮辱画を批判して、自国内の移民問題については罵るのではなく議論をするべきだと思うのです。

法律を決めるときにすでに恣意的なので、それを盾に統治されると言論が弾圧されることになります。
これって、イスラム原理主義と似ていませんか?

議論を拒み法律で弾圧する西欧と、議論を拒みイスラム教で弾圧するイスラム原理主義。
「西欧の価値観が普遍である原理主義」と「イスラム原理主義」。
原理主義者同士の戦い。

確かに西欧の方が怖くないのでいいですが、あまりにも自分たちの価値観を押し付けすぎで、それによって他人が気分を害しても構わないというのは、共感できないです。
特に今回の風刺画は、他人の気分を害してまでやることではないと思います。
なんでこういう思いやりや配慮のない思想の人達が「多文化共生」を謳っているのか不思議です。
そして、私はこういう西欧の思想が、反日左翼や韓国人の利害と位置しているのだと思います。

ヘイトスピーチ規制法に拘るのは、これによって永遠に議論を封じ込めてしまい、在日特権、慰安婦など、証拠が出ればばれることを覆い隠そうとしているのではないでしょうか。

これだけ矛盾していることが多いということは、「多文化共生推進」の本当の目的が公になっていない、できないものだからではないかと思います。
たぶん、本当の目的がわかれば、なるほどそういうことだったのかと、辻褄が合うのでしょう。

それは、いったいなんでしょうねカピバラ

たとえば・・・
民族とか人種とか宗教という自我を主張するような要素を無くして人間をアンドロイド化したいとか・・・

国連は「先住民族」の権利宣言を作りましたが、それって矛盾しますよね。
でもそうしておけば、人間の平準化を図っているなんて思われないからカモフラージュでき、総仕上げの時には先住民族は少数ですから無理やり同化させることができます。まずは人口の多いところから同化させているというのが現在・・・空想

話が飛んでしまい、空想が止まらないのでこの辺でやめておきます。空想空想空想



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コメント

2. Re:無題

>orangeさん

>移民問題を見ていると、鎖国というのは非常に賢い政策だったというのが分かるような気がします。

実は私もそう思っています。
日本人が大人しくて平和な民族なので、日本人を守るには鎖国しかないような気がするのです。
動植物でも日本原産はほとんど外来種より弱いですからね。人間もそうなのかもしれません。

現実的にできないのでしょうが、可能ならば鎖国してほしいです。
(^▽^;)

1. 無題

やはり根底には白人の驕りと傲慢さがあるのだと思います。周りからはすぐに傲慢だと分かりますが、本人には傲慢だという意識はないですから気付かないのだと思います。

フランスはフランスに来る移民には「郷に入れば郷に従え」と言っているのに、自分たちが外国に行ったらそんなことは気にしません。

移民問題を見ていると、鎖国というのは非常に賢い政策だったというのが分かるような気がします。

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